気管切開後の患者ではチューブが計画外抜去となってしまうと生命に関わります。私が気管切開後の患者を担当する時に注意していること、行うことについて説明していきます。
気管切開
経口挿管が長くなった場合や咽頭の腫瘍などで気管切開が必要になる場合などにおいて気管切開が選択されることがあります。
気切チューブの固定
気切チューブの固定はカフによる固定と首を一周するひもやバンドによる固定で抜けないように固定されます。
気切チューブ抜去予防に私がしていること
下記の1、2については勤務交代時にまず初めに行っています。
1、カフ圧の確認
カフ圧が指定された圧になっているかを確認します。カフ圧が少なければ抜けるリスクが高くなりますし、カフが入り過ぎていると気道を損傷するリスクとなります。
2、固定バンドの緩みの確認
気切チューブを固定しているバンドが緩んでいると気切チューブが抜けるリスクが高くなるため緩みがないか確認します。ただしキツすぎると褥瘡の原因にもなりますので注意が必要です。
3、咳嗽する前に吸引する
分泌物を喀出するために咳嗽は必要なことではありますが、気切チューブだけのことを考えれば、咳嗽は気切チューブ抜去のリスク因子となり得ます。そのためその人に必要な吸引の頻度を把握しなるべく咳嗽する前に吸引することを心がけます。吸引する時も気切チューブを把持して行うとより安全かと思います。
まとめ
気切チューブが抜けないようにするために私が日々行なっていることについて説明してきました。ご紹介したこと以外にもできることはあると思いますが、安全の確保のためにできることの一案として参考にしていただけたらと思います。



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