看護師国家試験の解説をします。勉強の参考にしてみてください。問題、選択肢を掲示し、少し下に正答を載せてます。さらにその下に解説を載せます。
各問題の解説と関連するデータなどについても合わせて載せますので参考にしてください
午前 51
細菌性の肺炎と診断された慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉患者の酸素療法で正しいのはどれか。
1.酸素中毒を避けるために高流量にする。
2.鼻カニューレでの最大投与量は8 L/分である。
3.CO2ナルコーシス予防のために酸素濃度を高くする。
4.経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉が投与量の指標となる。
正答 4
解説
経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉を指標に、酸素の投与量を調整します。
1は誤りです。COPD患者ではCO2ナルコーシス予防のため、低流量から開始します。高流量にはしません。高濃度では酸素中毒のリスクが高まります。
2は誤りです。鼻カニューレでの投与量は書籍によって多少の違いはありますが4~5 L/分までが目安で、それ以上は効果が頭打ちになり粘膜も乾燥します。
3は誤りです。酸素濃度を高くしすぎるとCO2ナルコーシスを招くため、その予防には濃度を上げません。
酸素療法についてはこちらもご参照ください
酸素療法の弊害についてはこちらをご参照ください
まとめ
酸素投与に関する問題でした。看護学生のうちではあまり流量や濃度について深く考えることがないかもしれませんが、とても重要なことです。理解しておいてください。

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