看護師国家試験の解説をします。勉強の参考にしてみてください。問題、選択肢を掲示し、少し下に正答を載せてます。さらにその下に解説を載せます。
各問題の解説と関連するデータなどについても合わせて載せますので参考にしてください
午前 73
4人部屋に入院中のAさん(外国籍)は3日後に手術予定である。Aさんは1日3回、決まった時間に毎日病室でお祈りをしている。看護師が訪室したところ、同室のBさんから「お祈りの声が気になってゆっくり休めない」と相談された。看護師の対応で適切なのはどれか。
1.Bさんに有料個室への転室を勧める。
2.Aさんにお祈りは手術当日に行うよう説明する。
3.同室者全員に病室の環境のアンケート調査を行う。
4.Aさんに病室とは別にお祈りのための場所を準備する。
正答 4
解説
患者の文化・宗教的習慣を尊重しつつ、同室者にも配慮します。
患者一人ひとりの文化や宗教、価値観を尊重するのは看護の基本です。一方で、同室者が快適に療養できるよう環境を整える責任もあります。
この場面では、どちらか一方を我慢させるのではなく、お祈りができる別の場所を用意することで、Aさんの習慣も守り、Bさんの療養環境も保つことができます。
1は誤りです。Bさんに費用負担のある転室を勧めるのは適切ではありません。
2は誤りです。お祈りを手術当日だけに限定させるのは習慣を不当に制限することになります。
3は誤りです。全員へのアンケートをとっても解決には至りません。
4は正しいです。病室とは別にお祈りのための場所を準備することで、双方に配慮できます。
まとめ
同室患者間トラブルへの対応に関する問題でした。一般病棟の多くの患者は大部屋で複数人での療養環境で過ごすことになります。見ず知らずの患者が同室で過ごすため時には生活音などでのトラブルを生じることがあります。その際にはどの患者も尊重できるよう配慮しなければなりません。

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