KCLが黄色の理由

点滴

K(カリウム)について

その基準値は狭い範囲に保たれていますが、さまざまな原因で低値となったり高値となったりします。Kが低値や高値の時には不整脈出現のリスクが高くなるため補正することがあります。


KCL注について

Kが低値の時に点滴での補正をすることになると、KCL注が使用されます。KCLの投与の仕方によっては致命的になりかねない危険な薬剤でもあり注意が必要です。実際に投与や混注するのは看護師であり、正しい知識を持って取り扱う必要があります。
KCLは本来は無色の薬剤であるそうですが、現場で見るKCL注は黄色です。それはなぜか。投与する際に注意喚起するために黄色く着色しているためです。そのほかの薬剤ではそのようなものを見ることがありませんが、KCLはそれだけ危険があり注意が必要な薬剤であるということが改めてわかります。

KCLを含む点滴を投与する時の注意点

KCLを混注した製剤を投与する時には必ず輸液ポンプやシリンジポンプを使用して投与して厳密に投与速度を管理する必要があります。ワンショットをすることはありません。
KCLを他の点滴に混注して投与する時に、患者に投与中の点滴に混注の指示があった場合には、その投与中の点滴の残量が確認します。その残量に指示量のKCLを混注して、その投与速度で投与していいのかを必ず医師に確認する必要があります。

まとめ

KCL注は注意喚起のために黄色に着色されているほど注意が必要な製剤です。実際に点滴への混注や患者への投与は看護師が行うことになりますが、知識がない状態で投与すると、時には患者に命の危険をさらしてしまうものであります。正しい知識を持って取り扱うことができるようにしてください。

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