看護師国家試験 第115回 午前14 解説

看護師国家試験

看護師国家試験の解説をします。勉強の参考にしてみてください。問題、選択肢を掲示し、少し下に正答を載せてます。さらにその下に解説を載せます。

各問題の解説と関連するデータなどについても合わせて載せますので参考にしてください


午前 14

深部静脈血栓症〈DVT〉の危険因子はどれか。

1.若 年

2.水分過多

3.長期臥床

4.るいそう


正答 3

解説

深部静脈血栓は主に下肢の血液が凝固して血栓ができる疾患です。この血栓が血流にのって肺で肺梗塞を起こすリスクがあります。主な症状としてはその部位の疼痛、腫脹などがあります。

主な原因としては怪我や炎症などで静脈が傷つき血栓が形成される、がんや経口避妊薬などで血栓ができやすい状態になる、寝たきりなどで血流が遅くなり(下肢の筋肉を使用した血液を心臓に戻す力が弱くなるため)、血栓ができるといったことがあります。

深部静脈血栓予防としては、間欠的下肢圧迫装置や弾性ストッキングの着用などがあります。

この問題では深部静脈血栓症の原因として長期臥床が選択肢にあり、正解となります。長期臥床では下肢の筋肉を使用することが少なくなってしまい、血栓を生じやすくなっています。また、一般に若年者よりも高齢者の方が筋力が少なくなりやすく、心臓に血液を戻す力が弱くなり、血栓ができやすいと考えられます。

術後合併症の一つとして深部静脈血栓症は有名で看護師はその予防策を行うことが大事な役割になります。その人の状況に応じて予防策は異なりますので医師に確認の上で予防策を選択していきます。

まとめ

深部静脈血栓症に関する問題でした。術後合併症のうちの一つとして看護師が防ぐことのできるものです。予防策もあわせて覚えておいてください。また、術後安静に伴う合併症はそのほかに褥瘡などもあげられますのでそちらについても覚えておいてください。


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