看護師が知っておくべきCVC留置が右内頸からが理由

CVC
CVCを内頸静脈に留置する際に右内頸が選択されることが多くあります。その理由を説明していきます。

右が多い理由

CVCを頸部に留置する時に右内頸静脈も左内頸静脈からも留置されることがあります。しかし、その数(割合)は右内頸静脈が多いです。その理由としては左内頸静脈からのアプローチの場合に上大静脈を傷つけてしまう(穿通してしまう)リスクがあるためです。左内頸静脈からのアプローチではガイドワイヤーを挿入した時やCVCそのものが上大静脈に位置的に当たってしまいます。そのようなリスクをなくすためにも内頸静脈からのアプローチをする際には右の内頸静脈が選択されます。

下記の画像のように左からのアプローチでは血管にあたり傷がついたり場合によっては穿通してしまいます。

左内頸静脈が選択される時

それでも中には左内頸静脈にCVCが留置されることがありますが、それはどういう時なのでしょうか。いくつか考えられることはありますが、一つ目は今後右内頸静脈に他のデバイスを挿入することを予想される場合です。腎機能が悪く透析する可能性がある場合に透析用のカテーテルを挿入ことを想定される場合、呼吸状態が非常に悪くV-V ECMOの導入の可能性がある場合などに右内頸静脈を使用したいため、CVCを右内頸静脈に留置することがあります。

そのほかとしてはCVCが右内頸静脈に留置されていたが、感染が疑われて入れ替えが必要で左内頸静脈に留置する場合や血栓があるなど右内頸静脈が使用できない場合なども左内頸静脈にCVCを留置することがあります。

まとめ

内頸静脈にCVCを留置する時に右からのアプローチが多い理由について説明しました。選択するのは医師ですが、理由を知っておくことでリスクがわかります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました