胃管を留置している患者は珍しくないですが、それには種類があります。種類があるということはそれぞれ違いがありますので、その目的を知っておく必要があります。
セイラムサンプチューブ
セイラムサンプチューブは2腔構造です。それにより圧をかけて吸引していても、エアールーメンから空気を取り込むことで胃粘膜の引き込みを防ぐことができます。
使用場面としては胃癌などの術後で減圧を目的とする場面や挿管に伴う胃内の内容物の排出や減圧の目的などで使用されます。
栄養剤の投与もできますが、その目的は推奨されておらず、フィーディングチューブへの変更をした方がいいようです。
フィーディングチューブ
フィーディングチューブは栄養剤の投与を目的としたチューブです。減圧などを目的とはしておらず、セイラムサンプチューブと比べてチューブの径が細く、患者への違和感が小さくなっています。栄養剤の投与がメインの用途であればフィーディングチューブへの入れ替えをするべきです。



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