モニターで無呼吸を検知してアラームが鳴ることがありますが、患者を見ると呼吸をちゃんとしていることもよくあります。その原因と対応策のお伝えします。
モニターで呼吸の検知
モニターでは心電図やサチュレーションを測定持続的に測定してくれますが呼吸数も測定してくれます。呼吸の測定は胸部の動きを3誘導のモニターで行うものであり、どうしても精度が他の心電図などと比べると低くなってしまいます。
呼吸がアプニアでアラームが鳴る場合
無呼吸としてアラームが鳴ったら本人のところに行き呼吸状態を確認しなければなりませんが、中にはちゃんと呼吸をしているのにも関わらず、無呼吸として検知されてアラームが鳴ることもあります。私がそうなった時に行うことは心電図を測定しているテープの張り替えです。もちろん医師に許可を得なければならないこともありますので、医師に張り替える許可の確認はしてください。
とくに多く経験するのは
特に肩の骨のところにテープが貼付されている場合に無呼吸として検知されることが多いと感じます。胸部の上下動を感知して呼吸数を測定しているのですが、肩は呼吸の際にはあまり動きが大きくないため、無呼吸として感知されてしまいます。心電図としては肩で問題ないのですが、呼吸としては無呼吸として感知されてしまうことがあります。そのため呼吸の際に動きが肩よりは大きくなる胸部に心電図のテープを貼付すると、呼吸をうまく感知してくれることがあります。もちろん心電図も測定できます。胸部にテープを貼ると筋電図を拾ってしまって心電図にノイズが混じってしまうことがありますので、張り替えた後にはモニターを確認してください。
まとめ
無呼吸アラームが頻回な時のことについてお伝えしてきました。アラームは異常を早期に知らせてくれる便利なものですが、うまく検知できていないことが呼吸数の測定ではあります。本人がちゃんと呼吸しているのかを確認した上で、心電図のテープの貼付位置を変更することがうまく呼吸数を検知できる可能性がありますので、そのような対応も検討してみてください。



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