看護師の皆さんはご自身や周りのスタッフがコルセットをしていたり、腰痛持ちであることは多いと思います。一日の仕事の中で体位変換を行わないという日はほぼないと思いますが、腰にとっては負担の大きな業務であることも確かです。体位変換する時に知っておくことで役に立つ知識をご紹介します
一人で体位変換を行う
一般病棟ではスタッフの人数も少なく難しいかもしれませんが二人以上のスタッフで体位変換を行うことで一人にかかる腰の負担が減らせることは容易に想像ができると思いますので、まずは二人以上で体位変換を行うことをおすすめします。
二人で体位変換を行う
二人で体位変換を行う時にはベッドサイドの両サイドに立ち、患者を左に向けたい場合には患者をベッドの右側に寄せてから左に向かせると思います。この場合の二人の腰の負担は異なります。患者の左側に立っている人は腰への負担が大きくなります。その理由としては左側に立っている人は患者を持ち上げてベッドの右側に移動させることになり、自身の重心から患者が離れることになるため腰への負担が大きくなります。そのため腰痛持ちの場合には悪化させないために患者を自分側に引くような立ち位置にさせてもらうと腰への負担が少なくできます

図1 患者をAさん側からBさん側に移動
図1のようにAさんとBさん二人でベッドサイドに立ち、患者をAさん側からBさん側に寄せるた時に、Aさんからみると重心が遠ざかり腰への負担が大きくなります。この場合にはBさん側の方が腰への負担が少ない状況です。
患者が自分から遠ざかる位置に立って持ち上げる側になる場合でも腰への負担を軽減させる工夫としてはベッド柵は一度外してベッドの上に片膝を載せさせてもらって持ち上げることによって、自身の重心を患者に近づけて重心と患者との距離が離れるのを少なくすることで腰への負担を減らすことができると思います。
まとめ
二人で体位変換を行う時の腰への負担を軽減させることについて説明してきました。腰痛は一度なってしまうと繰り返しやすく、看護師生命にも影響を与えかねません。少しの工夫で腰への負担を軽減して、日々の看護に臨んでもらえたらと思います。


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